2025年3月20日(金)に公開された実写版『白雪姫』が、上映直後から厳しい評価を受けています。
「肌が白くない」という声だけではなく、脚本やキャラクターの解釈、さらには作品全体の方向性がファンの期待を裏切ったとの声が多いようです。
この実写版『白雪姫』のがっかりポイントをまとめました。
白雪姫実写版がひどい評判なのはなぜ?
白雪姫が白くない!キャスティングの批判
実写版『白雪姫』では、白雪姫役にラテン系の女優レイチェル・ゼグラーさんが起用されました。
しかし、「雪のように白い肌」という原作の特徴が反映されていないとして、多くの視聴者が不満を抱いています。
原作では、「雪のように美しい白い肌をした女の子だから白雪姫と命名した」のを、自立した強い女アピールの為に「豪雪を生き残ったから」と変えている点も疑問。
このキャスティングについては、「多様性を重視した選択」と評価する意見がある一方で、「原作設定を軽視している」と批判する声もあり、議論を呼んでいます。
話の内容が変わりすぎてひどい!
実写版『白雪姫』では、原作で重要とされる「毒リンゴ」や「王子のキス」といった要素が削除されました。
また、今回の白雪姫は「勇敢なリーダー」として描かれており、物語全体にフェミニズムのメッセージが強く反映されています。
しかし、これらの大きな変更は、原作ファンの期待と大きく異なるものであり、多くの議論を引き起こしています。
主演女優の発言
実写版白雪姫の女優が「原作はストーカー(王子)との愛に重点を置いていたのが変だ」とか「二度と見なかった」「原作は古臭い」とか、切り文にしなくてもだいぶヤバい発言してるのね…普段から中指立ててる人とか演技してる時は無関係だけどさ。原作リスペクトしてない人に演じさせるのはアウトじゃね pic.twitter.com/9sWE5Smn7k
— 多紀 (@kumamtaki) March 23, 2025
レイチェル・ゼグラーさんは、インタビューでアニメ版や王子について批判的なコメントを発言しました。
この発言により、アニメ版に親しみを持つファンたちの反感を買うこととなり、「彼女は白雪姫のキャラクター像を十分に理解していないのではないか」との声が上がる結果となりました。
七人の小人が怖すぎ!
実写版白雪姫、小人がCGになってるけど右の現場写真はデマだったのかな? pic.twitter.com/Zek1Fz3Z13
— シン・ゴジライアン (@2501_godzilla) October 30, 2023
実写版『白雪姫』では、七人の小人たちについて当初は俳優が演じる予定でした。
しかし、最終的にはCGキャラクターとして描かれることになりました。
事前に公開された実写版の小人たちも非常に個性的な仕上がりだったのですが、CG化された本編の小人たちについては「不気味に感じる」という意見が多く寄せられています。
さらに、映画全体のビジュアルの雰囲気が原作やアニメ版とは大きく異なるため、多くの観客から失望の声が上がる結果となりました。
原作への敬意不足
実写版『白雪姫』に対しては、「ディズニーの歴史を汚している」という強い批判が多く寄せられています。
これまで長い間愛されてきた原作やアニメ版に対するリスペクトが足りないと感じるファンが多く、この点が不満を引き起こす大きな要因となっています。
白雪姫の実写版の海外の反応は?
ディズニーの実写版『白雪姫』は、アメリカでも賛否両論の反応を引き起こし、公開直後からさまざまな論争の対象となっているようです。
この映画の興行収入は4,300万ドルでしたが、制作費が2億7,000万ドル、さらに宣伝に使った費用が1億ドルもあったため、期待外れと言われています。
『リトル・マーメイド』の実写版は公開初週末で9,500万ドルを記録しているため、『白雪姫』の結果はかなり差がありました。
映画批評サイト「ロッテン・トマト」での評価は44%と低いもので、多くの批評家から「映像の質が悪い」「話の雰囲気がバラバラ」「演技がうまくいっていない」と指摘されました。
一方で、ストーリーの現代風アレンジを評価する意見も一部ではありました。
キャスティングについても批判が相次ぎました。
白雪姫役を演じたレイチェル・ゼグラーさんはコロンビア系であり、原作の「雪のように白い肌」という特徴とは異なるため、一部のファンが不満を抱いたのです。
さらに、ゼグラーさんはアニメ版や自身のキャスティングについて否定的なコメントをしており、それがファンの反発を強めました。
一方で、観客の反応は批評家と比べて好意的なものもありました。
ロッテン・トマトでの観客スコアは73%と高めで、特に自由な意見を持つ地域やラテン系・ヒスパニック系の観客が多い地域で支持を集めたようです。
この映画を巡る反応は、ディズニーの実写化作品全般への不満を反映しているとも言われています。
キャスティングや、原作の改変といった論争が、映画の評判や興行収入に大きな影響を与えたのです。
それでもこの映画を楽しんだという人々もいて、賛否両論の作品となりました。
白雪姫実写版に好意的な感想も!
酷評が目立つ白雪姫の実写版ですが、『楽しめた』と思った方も意外と多いんです。
やっぱりどう感じるかは、実際に見てみないと分かりませんね。
実写の白雪姫観に行ってきた!前評判すげー悪かったけど、全然面白かったよ⁉︎やはり人の評判は当てにならない……気になる作品は自分でちゃんと観ないと
王子ことジョナサン役にJO1パイセンの河野純喜さん出てるって聞いてたけど、歌がミュージカルの歌い方でビビった。しかも上手い。すごかった👏 pic.twitter.com/3OnIchvVDh
— なっつ (@nattsu_game) March 29, 2025
#白雪姫
とにかく”正しい”作品を作ろうという作り手の信念が、痛いほど伝わってきた。
ディズニーの実写映画に流れる、他には無い正しさ。ブレず、芯があり、強い、安定感、安心感。子どもに見せたい正しさ。
監督もガル様もお子さんのために作ったというほど愛に溢れていた。
愛、受け取りました。 pic.twitter.com/pPv4R8vRHC— ジューン・テイカ (@JuneTeika) March 22, 2025
実写版白雪姫感想🍎
なんでこの作品が批評なの?
って思うくらい最高の映画だった。
まず最初から最後まで動物たちが可愛すぎるし、7人の小人もずっと見てて和むし(特におとぼけが最高に可愛い)、ストーリーや音楽もこれぞディズニーって思うような「魔法・優しさ・勇気・奇跡」が詰め込まれた作品 pic.twitter.com/psdlY77QRn— 蒼 4/13🏰、4/20🌋 (@D7EkkSdberU3sOI) March 25, 2025
白雪姫実写版観てきました🍎
皆さんの感想見てると、悪い評価目立つけど、私は好きでした。
レイチェルも叩かれてたけど、そこまで嫌ではなかった。ドレス姿も綺麗だし、演技も良かったです。
とにかく歌が良い、小人もかわいい(特におとぼけ)もう一回観ても良いくらいです🙌 pic.twitter.com/u9oYpQvUbc— あみ (@ami_kougyoku) March 23, 2025