国立競技場のイベント後は多くの人が一斉に帰路につくため、駅や周辺道路は大混雑することも。
本記事では、実際の混雑状況やピーク時間を解説し、混雑を避けて快適に帰るための裏ルートや時間帯、周辺で時間をつぶせるスポットもご紹介。
観戦後の移動をスムーズにするためのヒントをお届けします!
国立競技場の帰りはどれくらい混む?リアルな混雑状況
国立競技場でのイベントや試合が終わった後、最も気になるのが「帰りの混雑」ですよね。
特に夜の大型イベントや週末の試合では、数万人規模の観客が一斉に動き出すため、周辺の駅や道路はかなりの混雑になります。
実際に観戦を経験した人たちの口コミをもとに、リアルな混雑状況を見てみましょう。
まず多くの人が利用するのがJR千駄ヶ谷駅と都営大江戸線の国立競技場駅。
イベント終了直後は、どちらの駅も改札前に長蛇の列ができることが多く、「駅に入るまでに20分以上かかった」「ホームにたどり着くまでに30分近くかかった」という声もあります。
特に千駄ヶ谷駅はホームが狭く、電車の本数も限られているため、ピーク時には入場制限がかかることもあるようです。
また、信濃町駅や代々木駅まで歩いて移動する人も多く、競技場から少し離れた道でも人の流れが続きます。
信濃町駅は比較的広めですが、やはりイベント後は混雑しやすく、「歩いて10分くらいだけど、途中で人の波に巻き込まれて倍以上かかった」という口コミも見られました。
混雑のピークは、イベント終了から15〜30分後が最も激しい傾向があります。
終了直後は一斉に動き出す人が多く、駅や道路が一気に混み合います。
逆に、終了から1時間ほど経つと人の流れが落ち着き始めるため、「少し時間をつぶしてから移動したらスムーズだった」という声も多く見られます。
道路の混雑も見逃せません。
タクシー乗り場やバス停には長い列ができることがあり、「タクシーに乗るまでに40分待った」「バスは満員で乗れなかった」という声も。
車で迎えに来てもらう場合も、周辺道路が渋滞していて待ち合わせ場所の調整が必要になることもあるようです。
また、イベントの規模や時間帯によっても混雑具合は変わります。
平日の昼間のイベントでは比較的スムーズに帰れることが多いですが、夜間のライブや週末のスポーツイベントでは混雑が激化する傾向があります。
特に人気アーティストのライブや代表戦などでは、周辺の飲食店やコンビニも混み合い、「トイレに並ぶだけで10分以上かかった」という声も。
そんな混雑を避けるためのおすすめルートや時間帯の工夫についてご紹介します。
国立競技場からの混雑を避けるおすすめルート&時間帯
国立競技場での観戦を快適に楽しむためには、行き帰りの混雑対策がとても大切です。
特にイベント終了後は、数万人が一斉に移動するため、駅や道路が大混雑。
ですが、ちょっとした工夫でそのストレスを大きく減らすことができます。
ここでは、混雑を避けるためのおすすめルートと時間帯のコツをご紹介します。
まず、行きの時間帯について。試合やイベントの開始1〜2時間前には現地に到着しておくのが理想的です。
この時間帯であれば、駅や入場ゲートも比較的空いており、スムーズに会場入りできます。
グッズ購入や飲食ブースの利用もゆったりできるので、余裕を持って楽しめますよ。
そして問題は帰りの混雑。
イベント終了と同時に動き出すと、駅までの道も改札も大混雑。
特に国立競技場駅(都営大江戸線)、JR千駄ヶ谷駅、信濃町駅、東京メトロ外苑前駅は、利用者が集中しやすく、入場規制や長時間の待機が発生することもあります。
そこでおすすめなのが、イベント終了の5分前に会場を出るという方法。
少し早めに席を立つことで、混雑の波に巻き込まれずに駅へ向かうことができます。
もし最後まで観戦したい場合は、終了後30分ほど会場周辺で時間をつぶしてから移動するのも有効です。
実際に「終了後に30分ほど休憩してから駅に向かったら、スムーズに乗れた」という声も多く、混雑回避には時間調整がカギになります。
また、混雑する主要駅を避けるルート選びも重要です。
まず、最も混雑しやすいのがJR千駄ヶ谷駅と都営大江戸線の国立競技場駅。
競技場から最も近く、アクセスが良いため利用者が集中します。
イベント終了直後は改札前に長蛇の列ができ、入場制限がかかることもあるため、この2駅は避けるのが賢明です。
代わりにおすすめなのが、信濃町駅(JR中央・総武線)。
国立競技場から徒歩約10分と少し距離はありますが、駅構内が広く、比較的スムーズに乗車できることが多いです。
実際に「千駄ヶ谷駅が混んでいたので信濃町まで歩いたらすぐ電車に乗れた」という口コミも多く見られます。
もうひとつの裏ルートとして人気なのが、代々木駅(JR山手線・中央線)。
徒歩20分ほどかかりますが、山手線が使えるため都内各地へのアクセスが良く、混雑を避けたい人にはぴったりです。
道中は明治神宮外苑の緑を感じながら歩けるので、イベント後の余韻に浸りながらのんびり移動するのもおすすめです。
さらに、青山一丁目駅(東京メトロ銀座線・半蔵門線・都営大江戸線)も検討の価値あり。
徒歩20分ほどとやや距離はありますが、複数路線が使えるため、目的地によっては非常に便利です。
北参道駅(東京メトロ副都心線)も比較的空いていて、徒歩15分ほどでアクセス可能。
副都心線は渋谷や池袋方面への接続も良く、混雑を避けたい人にはぴったりです。
さらに、原宿駅(JR山手線)まで歩き、そこからバスを利用するルートも注目されています。
特に「明治公園前バス停」から出ている都バスを使えば、混雑した駅を避けて移動できる裏ルートとして活用できます。
バスは本数が限られることもあるので、事前に時刻表をチェックしておくと安心です。
また、タクシーやバスを利用する場合も注意が必要です。
乗り場には長い列ができることがあり、待ち時間が読めないことも。
車で迎えに来てもらう場合は、競技場周辺ではなく、少し離れた場所で待ち合わせるとスムーズです。
例えば、外苑前駅や青山通り沿いなどは比較的混雑が少なく、車の停車もしやすいスポットです。
混雑を避けて快適に帰るためには、「駅に近い=早く帰れる」とは限らないことを意識して、自分に合ったルートとタイミングを選ぶことがポイントです。
少し歩いてでも、広い駅や路線の多い駅を選ぶことで、ストレスなく帰宅できる可能性が高まりますよ。
イベント後の混雑を回避!国立競技場周辺で時間をつぶせるスポット5選
国立競技場でのイベントや試合が終わった後は、少し時間をずらしてから移動するのも混雑回避の有効手段!
ここでは、混雑が落ち着くまでの間に立ち寄れる、国立競技場周辺のおすすめ時間つぶしスポットを5つご紹介します。
① 明治神宮外苑(にこにこパーク・いちょう並木)
帰りに明治神宮外苑を散策
国立競技場も観てきました! pic.twitter.com/0Kkpm6ZS3o— じおん (@jionNK339) November 23, 2025
国立競技場からすぐの場所に広がる自然豊かなエリア。
特に神宮外苑のいちょう並木は季節ごとに美しい景色が楽しめ、イベント後の余韻に浸りながらのんびり散歩するのにぴったりです。
夜のライトアップ時期は特に雰囲気抜群です。
並木沿いにはテラス席のあるカフェやレストランが点在しています。
混雑を避けながら、ドリンクや軽食を楽しみつつ、ゆったりとした時間を過ごせます。
② 東京体育館のカフェ&ラウンジ
国立競技場のすぐ隣にある東京体育館には、一般利用者も入れるカフェスペースがあります。
イベント後に静かに座って休憩したい方におすすめ。トイレも比較的空いていて、ちょっとした穴場スポットです。
自販機やベンチもあるので、軽く水分補給をしながら一息つけます。
③ 新宿御苑(千駄ヶ谷門)
少し歩きますが、新宿御苑の千駄ヶ谷門までは徒歩約15分。
閉園時間に注意が必要ですが、開園中であれば広々とした園内でのんびり過ごせます。
自然の中でリラックスしながら、混雑が落ち着くのを待つにはぴったりの場所です。
④ PRONTO アトレ信濃町店
駅近でありながら、比較的落ち着いた雰囲気のカフェ。
国立競技場から徒歩10分程度にある「PRONTO アトレ信濃町店」は、イベント後の休憩スポットとして人気です。
23時まで営業していて、電源席もあり、スマホの充電やSNS投稿をしながらゆっくり過ごせます。
混雑のピークを避けたい人にとって、駅前で時間を調整できるのはありがたいポイント。
⑤スタジアム周辺をぐるっと「夜のライトアップ散歩」
国立競技場は、夜になると外観が美しくライトアップされて、幻想的な雰囲気に包まれます。
イベント後、すぐに帰らずにスタジアムの外周をゆっくり一周してみるのもおすすめ。
人の流れが落ち着いてくる時間帯には、写真を撮ったり、風を感じながら歩いたりするのにちょうどいいんです。
途中にはベンチもあるし、周辺にはアート作品やモニュメントも点在しています。
まとめ
イベント後の混雑を避けるには、「すぐに帰らない」ことが最大のコツ。
国立競技場周辺には、自然やカフェ、静かな休憩スポットが充実しているので、少し時間をずらすだけで快適な帰り道が手に入ります。
お気に入りの場所を見つけて、観戦の余韻をゆっくり楽しんでくださいね。
