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歯ぎしり対策はマウスピース以外に何かある?影響についても紹介

生活

 

寝ている間など、歯ぎしりを指摘されたことの

ある人も多いと思います。

 

私の弟も中学生頃から歯ぎしりをしていて

「寝ているときにどうしてそんなに力を

入れるんだろう?」と思っていました。

 

実は、歯ぎしりは誰でもすることがあるもので、

特に気にする必要はありません。

 

ですが、歯ぎしりを常にするような人は、

それによって歯などに影響が

出ることがあるんです。

 

今回はそんな歯ぎしりの原因と、

それによって起こる症状、

解決法をご紹介します。

歯ぎしりはどうして起こるの?その仕組みを知ろう

歯ぎしりというと、「ギリギリ」と歯をこすり

合わせるようなことを想像すると思います。

 

これは代表的な歯ぎしりで

「グラインディング」というものです。

 

ですが他に歯を「カチカチ」とかみ合わせる

ような「タッピング」や、音はなく、

歯を食いしばる「クレンチング」と

いうものも歯ぎしりに含まれます。

 

音のする歯ぎしりは、周りに指摘されることも

多く気づきやすいですが、クレンチングは

無音のため、気付きにくいです。

 

ですが、朝起きた時に、口が開けにくいなど、

顎に違和感がある場合はクレンチング

している可能性があるそうです。

 

こうした歯ぎしりの原因は、上下の歯の

かみ合わせが悪かったり、ストレスが

影響している場合が多いといいます。

 

歯はリラックス状態のときには浮いている

状態だそうですが、緊張が強くなると

噛みしめるようになるみたいですよ。

 

なので、どんな人でも疲れやストレスが

溜まっている状態の時は、歯ぎしりをする

ことがあるそうです。

 

時々する程度なら気分転換をするなどして

リフレッシュし、様子を見て良いでしょう。

 

ですが、歯ぎしりを常にする人の場合、

毎晩1時間以上歯ぎしりを続ける場合が

あれば対策が必要になります。

 

普段から、歯を噛みしめる癖があると感じる

人は、意識して緊張を緩め、かかる力を

解くことを心がけましょう。

 

また逆流性食道炎を患っている場合、

逆流してくる胃酸の影響を受けた口内の

酸性度を中和するために、唾液の分泌を

促そうと歯ぎしりをするという場合も

あります。

 

常にする歯ぎしりを放置するとどうなる?影響は?

歯ぎしりを毎日する人の場合、普段、食事を

する時よりもかなり強い力で噛み続けます。

 

そのせいで歯が欠けてしまうなど、

いろいろな影響があります。

 

噛み続けることで、歯だけではなく、

歯ぐきにも影響は及ぶようになり、

歯周病の悪化や顎の周りの筋肉に

負担を掛けてしまいます。

 

また、睡眠時無呼吸症候群という、

寝ている間に一時的に呼吸をしなくなる

という症状にも関係しているという

研究結果もあり、睡眠の質が落ちるなど、

日常に影響を及ぼす症状にも

繋がっていきます。

 

睡眠時無呼吸症候群は心筋梗塞など、

突然死に繋がるとも言われています。

 

また、口が開けにくくなり、悪化すると

痛みも出て、食事さえも上手くできなくなる

顎関節症になる可能性も高くなるので、

現在、予備軍の人は特に注意すべきでしょう。

 

口に指が縦に3本分入る分開けるのに、

開けづらいという場合は予備軍になります。

 

顎関節症は歯ぎしり以外にも、常に片側の

歯で噛む癖があったり、噛む力が弱い人が

なりやすく、予備軍はかなりの人数いると

言われています。

 

また、食いしばることで、こめかみが痛く

なったり、肩が凝ったりもしますよね。

 

肩こりがひどくなると頭痛もしてくるので、

日常にも影響を及ぼします。

 

歯ぎしりする人の対策は?

「たかが歯ぎしり」と思っていた人も、

その後ろに潜む恐ろしい症状を

理解していただけたでしょうか?

 

改善したいと思っても寝ている間のことですし

自分では簡単に対策することは

できませんよね?

 

まずは歯科や口腔外科に相談しましょう。

 

歯並びが悪く歯ぎしりをするタイプの場合は

歯科矯正など、根本解決が必要かも

しれません。

 

また睡眠時にマウスピースを使って、

上下の歯が当たらないようにするという

方法が一番一般的です。

 

これも歯科、口腔外科で対応してもらえます。

 

保険も適用なので、悩むなら一度

行ってみるのが良いと思います。

 

歯ぎしりにマウスピースはどのくらい効果があるの?デメリットは?

では、マウスピースを使用すると、

どんな効果があるのでしょうか?

 

まずは上下の歯が当たらないことで、す

り減りを防止し、負担を軽減します。

 

また食いしばることで顎の筋肉に負担が

かかりますが、その力も分散し、筋肉への

影響と一か所に集中する負担を

減らすこともできます。

 

歯の治療箇所が多い人は、その部分を保護

することもでき、詰め物や被せものが

取れるのを予防できます。

 

ですが、やはり装着感が気になり、

慣れないうちは眠れなかったり、

睡眠中に無意識に外してしまうと

いうこともあります。

 

また、マウスピースは歯ぎしりによる負担を

軽減することはできますが、歯ぎしり自体を

根本から治すことはできませんので、

食いしばりによる肩こりなどの症状は

軽減できません。

 

歯のすり減りを軽減するため、マウスピース

自体は消耗しますので、定期的に

新しいものに交換するなどの手間があります。

 

歯科、口腔外科で作ってもらうマウスピースが

一番、ピッタリなものになるのは間違いないと

思いますが、コスト面、予定を考えると、

ハードルが高いという人も多いのでは

ないでしょうか?

 

そんな時は市販の歯ぎしり対策マウスピース

というものも販売されているので、

検討すると良いでしょう。

 

ただ、市販のものは歯型を取らない物も

ありますし、形状記憶のタイプも

作り方にコツがあり、失敗するという話も

多く聞きます。

 

小さいタイプなども売られていて

良いのですが、睡眠中に飲み込むのが

心配で、よく眠れないなど、

合わないといろいろと不便になります。

 

効果を試したいという人は市販からが

手軽ですが、本当に対策したいという人は

歯科、口腔外科にお願いするのが

良いと思います。

 

歯ぎしりの対策にマウスピース以外の方法はないの??

マウスピースを使ってみたけど、

違和感に耐えられなかったり、

肩こりなどの症状に悩んでいる人は、

根本的に歯ぎしりを止めたいですよね?

 

マウスピース以外で

何かいい方法はないのでしょうか?

 

先にもお伝えしましたが、

歯ぎしりの主な原因はストレスです。

 

生活リズムを整え、リフレッシュすることで、

ストレスを軽減しましょう。

 

朝、必ず朝日を浴びることで体内時計を

正常に働かせることができますよ。

 

バランスの良い食事と適度な運動は

特に有効です。

 

寝る前にスマホやPCなど刺激になるものは

控え、枕の高さを自分に合わせ、

質の良いものにするなど、

リラックスして眠れる環境を

整えることも必要になっています。

 

それ以外にも、専門医に相談して行うものに

なりますが、漢方薬やボトックスを使って

症状を軽減する方法や、起きている間の

食いしばりの対策として、パターンを把握し

コントロールする認知行動療法なども

あります。

 

その他、歯並びが原因なら矯正など検討して

みること、逆流性食道炎がある場合は、

きちんと治療することも改善に役立ちます。

 

歯ぎしり対策はマウスピース以外に何かある?影響についても紹介 まとめ

もし、歯ぎしりを頻繁に指摘されたり、

自覚症状がある場合には、自分の歯ぎしりの

原因を考えてみましょう。

 

歯ぎしりの原因が分かることで、

初めて対策法も分かって来ます。

 

マウスピースを使うことも良いですが、

使用しつつ、根本的な部分に働きかけるよう

リフレッシュしていきましょう。

 

歯ぎしりぐらいで受診するのは、

躊躇われる方も多いかもしれませんが、

重要な疾患の原因にもなりかねないもの

ですので、気軽に受診して

安心を手に入れましょうね。

 

 

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