結婚式出席や成人式、花火大会などで慣れない草履を履くと鼻緒で足の親指と人指し指の間が痛くなることがあります。
試し履きの時はほんの数分だけですが長時間履いていると鼻緒が指の間に食い込んできたり足の甲も鼻緒が長時間こすれるから痛くなるんですよね。
そんな時の応急処置方法をご紹介します。
草履で指の間が痛い時の応急処置方法
指を入れると鼻緒がきつい時は、無理のない範囲で少しづつ鼻緒を引っ張って指を入れる部分を高くします。
強く引っ張ると鼻緒が抜けてしまいますので慎重に引っ張りましょう。
また履き方ですが、草履をビーチサンダルのように指の奥まで入れて履いていませんか?
鼻緒をしっかり指で挟んではくのではなく、多少指で挟むか指に引っ掛けたくらいで履くのがちょうど良い履き方です。
草履が脱げそうな時はすり足で歩きましょう。
着物は小股ですり足が基本ですのでお行儀が悪い歩き方ではありません。
指に引っ掛けるように履くとかかとがはみ出てしまいますが、草履はかかとが少しはみ出すくらいが正しい履き方ですので問題ありません。
1センチ~1.5センチほどかかとが出るのが理想の履き方です。
草履で足の甲や側面が痛い時の応急処置方法
買った時のままで草履を履くと、足の指ではなく甲や側面が鼻緒がこすれて痛くなります。
そんな時は、まず鼻緒を横にひっぱり大きく開きます。
鼻緒の幅を大きくしてから上から乗せるようにして足をいれると擦れて痛かった部分に鼻緒が当たらなくなると思います。
鼻緒が生地で出来ているものでしたら生地を優しく揉むと多少皮膚への辺りが和らぐこともあります。
どうしても当たる時はバンドエイドを数枚重ねて貼ると鼻緒が当たっても痛みが和らぎます。
まとめ
草履で指の間や足の甲が痛い時の応急処置方法をご紹介しました。
草履は買ったままの状態で履くと多くの方が足が痛くなります。
買った時は見た目に美しい鼻緒の位置になっていますので、ほぐしたり引っ張って高さや幅を出すと履きやすくなります。
またビーチサンダルのように指の奥まで引っ掛けてはくと痛くなるので指先で引っ掛けてすり足で歩くと痛くなりにくいです。
草履を履いて痛くなった時はご紹介した応急処置方法を試してみてくださいね。
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