お世話になった男性上司が異動になる時って、今まで指導していただいたお礼にプレゼントを贈りたいですよね。
そこで思いつきやすいのが靴下。
でも上司に靴下を贈るのはタブーとも言われています。
✓靴下をプレゼントする意味
✓タブーを回避する方法
✓上司に贈るのに相応しくないプレゼント
✓上司の異動に喜ばれるプレゼント
をご紹介します。
上司に靴下をプレゼントする意味
靴下や靴って足で踏みつけますよね。
そう!
靴下や靴をプレゼントするというのは「相手を踏みつける」という意味があるんです。
ですので上司へのプレゼントには失礼と考える人が多いです。
この意味を知らなかったら一見喜ばれそうな贈り物ですが、知ってしまったらもう怖くてプレゼント候補からは消えますよね。
特に年配の上司(奥様が気にされたりする場合もあります)やしきたりに厳しい上司へのプレゼントとして靴下を選ぶのは避けた方が良いです。
でも靴下をプレゼントされると実用品として喜んでくれる人もいます。
実際私は独身の上司に靴下をプレゼントしたらすごく喜んでいただけました。
上司の性格や状況などで判断してくださいね。
上司に靴下 タブーを回避する方法
靴下をプレゼントすると喜んでくれそうだけど万が一怒らせてしまったら…と思う場合は、「失礼かもしれませんが部長に使ってほしくて選びました。」と言って渡すと嫌な気持ちになる人は少ないでしょう。
メッセージカードを添えるのも良いですよ。
今までの感謝の気持ちを一言書くと印象はグッとアップします。
<<メッセージ例>>
今まで大変お世話になりました。
教えていただいた事を忘れずこれからも○○部長を目標に成長したいと思います。
新天地でのご活躍をお祈り申し上げます。
上司に贈るのに相応しくないプレゼント
靴下の他にも上司に贈るのには不向きなプレゼントがあります。
■筆記用具や文房具
万年筆やボールペンなど筆記用具・文房具をプレゼントすることは「もっと勉強や仕事を頑張れ」という意味になります。
年下の甥っ子姪っ子の入学祝などには向いていますが、上司へのプレゼントには失礼になります。
■時計
出世する上司に時計を贈る意味は「この先も益々活躍して下さい」という意味もありますが、「勤勉に励む」ととらえる方もいますので注意した方が良いアイテムです。
■カバン
時計と同様に「勤勉に励む」という意味があるので上司へのプレゼントには向いていません。
「期待する」という意味もあるので、上司から部下へのプレゼントとしてはとても良い出のですが、上司に贈ると「もっと頑張れ」という意味になってしまい失礼です。
■ハンカチ
涙を拭くのにハンカチを用いることから、別れを連想させる言われています。
またハンカチは日本語では「手巾」と書き訓読みすると「てぎれ」となるので、縁を切りたい、親しい仲を終わりにしたいなどの意味を含みます。
■商品券
上司が喜ぶものが分からないからといってもやはり商品券はふさわしくないと思います。
お世話になった感謝の気持ちを贈るのにご自分のお好きなものをご自分でどうぞ、という感じで合理的過ぎて温かみを感じません。
上司も合理的で無駄な物が嫌という同じ考えなら良いのですが…。
上司へのプレゼントとして相応しくないアイテムをご紹介しましたが、これらは必ずしもすべてが失礼になるわけではありません。
ビジネスマナーとして覚えておくと良いものです。
靴下やハンカチはブランド物でも手軽に贈りやすいプレゼントですので、上司が気にしない方であれば人気のアイテムです。
上司の性格や長く一緒に過ごした上での関係性などで考えてみてくださいね。
上司の異動に喜ばれるプレゼント
■ネクタイ・ネクタイピン
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上司と接してきたからこそ選べるアイテムです。
上司に似合いそうなネクタイや上司が普段つけているネクタイに合いそうなネクタイピンを選ぶと喜ばれますよ。
名入れギフトとしても人気です。
■靴下
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タブーな意味があるとはいえやはり実用品として靴下は人気のプレゼントです。
ブランドの靴下や通勤用の靴下が好まれます。
失礼が心配な時は一言添えて贈りましょう。
■ハンカチ
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タブーな意味があるとはいえやはり実用品としてハンカチは人気のプレゼントです。
ブランドのハンカチやアイロンをかけなくても良いタオルハンカチが好まれます。
失礼が心配な時は一言添えて贈りましょう。
■名刺入れ
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こだわりの名刺入れを使っている上司でなければ喜ばれるアイテムです。
古くなっても自分で新調するのはつい後回しになりがちなので、使い込んでいる名刺入れかこっそりチェックしてみてくださいね。
名刺交換の際に取引先の方の目にも留まりますので、予算高めの方におすすめします。
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