ペルー観光の目玉といえばナスカの地上絵。
1939年アメリカ人コソック博士が飛行中に発見した暗赤色の乾燥大地の上に描かれた200余りの謎の地上絵で世界遺産に認定されています。
ナスカの地上絵を見に行く前に少しお勉強していくとさらに興味深く見学ができますよ♪
ナスカの地上絵 どこにあるの?
Las Lineas De Nazca
南米・ペルー共和国のナスカ川とインヘニオ川に囲まれた一帯です。
ナスカの地上絵 いつ頃描かれたの?
今からおよそ1400~2200年も前のナスカ文化時代だと言われています。
しかし色々な説がありいまだ正確な時期は分かっていません。
ナスカの地上絵 大きさは?
大小様々存在しますが50~100メートルほどが多いようです。
有名なハチドリは全長96m、サルの絵で55m以上あります。
そして最も大きなペリカンは、なんと全長が285メートルもあります!
描かれている線の幅も太く、一番太いところではおよそ60センチメートルもあるそうです。
是非上空から見てみたいものですね。
ナスカの地上絵 なぜ消えないの?雨は大丈夫?
ずっと管理されている説
ずっと昔から管理している方が存在するといわれています。
知られているのはドイツの数学者マリア・ライヘ女史とその妹さんで、20代の頃にナスカの地上絵に魅了されそれ以来私財をなげうって管理保存に協力しているそうです。
1998年に彼女はお亡くなりになりましたが、彼女の意志を継ぐドイツの研究所がその活動を引き継いでいます。
雨が降らない気候説
ナスカ平原は年間雨量がわずか5ミリという、雨のほとんど降らない超乾燥状態が1万年以上にわたってつづいてきたために雨による浸食がなく絵が存在し続けてきました。
しかし近年では雨期の雨の量が多くなってきているので大量の雨水が一帯に流れ込み始めているようで地上絵の存続が危ぶまれているとの見解もあります。
風化しにくい構造説
遺産自体が風化しにくい構造になっているので消えずに残っているともいわれています。
南米ペルーのナスカ高原は酸化して赤茶けた石に覆われています。
それを取り除くと白い地表が出てくるため、あのようにはっきりと見えるそうです。
ナスカの地上絵を見る方法
セスナ機で上空から見る
ビスコ空港・イカ空港・ナスカ空港からセスナ機が出ています。
かなり揺れるようで酔ってしまう人が多いので酔い止めを飲んでおいて方が良いようです。
階段やぐらミラドールから見る
高さは約20メートルほどで5階建てほどの高さのやぐらから見ることができます。
「木」と「手」という地上絵が見学できます。
セスナより近くで見えるので地上絵の大きさを体感できます。
展望台の下にはお土産屋さんもあります。
一直線のパンアメリカン・ハイウェイ上にあるので車がないといけないポイントというのが難点ですね。
入場無料です。
ツアーに参加する
多くのホテルや旅行代理店からツアーが出ていますので、まずはホテルで聞いてみるといいと思いますよ!
まとめ
ナスカの地上絵を守るために、観光客は特殊な靴を履くことや、立ち入る場所の制限、車の立ち入り禁止などが細く制定されています。
ルールを守って観光を楽しんでくださいね!
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