大人の水族館の楽しみというと、クラゲ!!!
あの幻想的な姿は、まるで日ごろのストレスを溶かしていくようでいつまでも眺めていられますよね。
そんなクラゲですが、最近自宅で飼育するのが流行っていることをご存知でしょうか。
水族館のイメージが強いので、飼うなんて私は最初信じられませんでした。
でもいろいろと話しをお伺いすると、クラゲの飼育はコツさえつかめば簡単なようです。
あんな素敵な姿のクラゲを自宅で飼育することができるなんて、驚きですね。
今日はクラゲの飼育についてご紹介していきます。
クラゲの飼育 本当に簡単なの?法律は大丈夫?
水族館のイメージが強いクラゲですが、本当に自宅で飼育することはできるのでしょうか。
ずばり答えは、イエスです。
とくに取り締まりなどはなく、海にいるクラゲを採取するのも問題ありません。
ただ初心者には自然のクラゲを採取することは危険で、最悪の場合アナフィラキシーショックを起こす可能性もあるので気を付けましょう。
クラゲは体ももろく崩れやすいことから、今までは家庭で飼育するのは難しいと考えられてきました。
そもそも寿命もだいたい半年から2年と短く、長生きさせることが難しいのです。
それが最近では、クラゲ専用の水槽やえさ、水などが私達にも手軽に手に入るようになり、コツさえつかめば簡単に飼育することができようになりました。
クラゲを飼育するコツ 水槽に力をいれよう
とくにクラゲが生活していく水槽には力をいれましょう。
さきほどもいいましたが、クラゲはもろく形が崩れやすいので、水流によって壁に当たり削れてしまいます。
ですので当たらないような環境をつくるため、ポンプに吸い込まれないように吸い込み口の方に穴の開いた板で仕切りをつけたり、物がひっかからないようにシャワーパイプで全体に水流が常に同じ方向に流れるように工夫をしたりする必要があります。
また水槽にはろ過機をつけたほうが飼育がより楽になるのでおすすめです。
その際、ろ過機にはアンモニアを無害にしてくれるバクテリアが入った砂をいれましょう。
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クラゲを飼育するコツ 水はどんな水を使えば良いの?
クラゲを飼育する水槽の中の水は、海でくんできたもの、人工海水の素を購入しそれを使って自分で作ったもの、買った人工海水、買ったクラゲ用の海水のどれかを使用します。
水替えをこまめに行う必要があるので、クラゲ用の海水を購入することをお勧めします。
水温に関しては、クラゲによって適している温度が違うので、一概には言えません。
飼ったクラゲに合うように、ヒーターなど温度調節ができるものの購入も考えておいてください。
クラゲを飼育するコツ 水替えのやり方
ろ過機がない場合は水替えを自分で行わなければなりません。
その場合、水替えをするタイミングですが、クラゲにエサをあげた2,3時間後にエサの不要物を吐き出すかと思います。
このタイミングで水替えを行うといいでしょう。
ちなみにですが、クラゲはおしりがないので、不要物は口から吐き出します。
おすすめの水替えのやり方は、クラゲの入っている水槽と同じ温度にしてある水槽を準備しておいて、このタイミングで取り替えるとやりやすいかと思います。
クラゲを飼育するコツ 餌と餌やりの頻度
自然で水の中で生活していたときは、海底に沈むプランクトンやエビの幼生などを食べていますが、飼育する場合はブラインシュリンプやクラゲフードを与えましょう。
どちらもネット購入もできるので、手軽に入手できます。
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クラゲ初心者におすすめはミズクラゲ
クラゲは一匹250円から2500円がだいたいの相場で、想像していたよりもずっと安いので驚きました。
いろいろな種類がいるのですが、なかには飼育の難しいクラゲもいます。
クラゲの飼育の初心者さんにおすすめなのはミズクラゲです。
これはお盆に海に行ったときに刺されるあのクラゲです!!!
あまり良いイメージはないかもしれませんが家庭で飼育している9割もの人がこのミズクラゲを選んでいて、暗闇でライトを当てるとミズクラゲはとてもきれいなのです。
体の大きさはだいたい10センチから大きいのだと30センチぐらいです。
寿命は半年から1年程度で、飼育するとなると4か月ぐらいで死んでしまうことがほとんどです。
適温は15度から25度といわれています。
エサは一日2回朝と夜に与えてください。
エサを食べるのがあまり得意でないクラゲなので、食べ残しが水槽にたまってしまうことがあるので、そのときは網ですくってあげるなど水槽を綺麗に保つことを心がけてください。
クラゲの飼育は大変? まとめ
綺麗で優雅なクラゲを家庭で飼育できるなんて、とっても素敵ですね。
ただ私の感想は、かなりお金がかかるということです。
逆にお金をかけずに飼育するとなるとかなり大変な生物なのではないかなという風に思います。
でもクラゲの飼育セットを購入すれば、かなり手間は省けるようなので一度挑戦してみたいものですね。
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