焼き芋メーカーを使っても、期待したようにねっとりとした焼き芋にならないこと、ありませんか?
ホクホクしているのもおいしいけど、やっぱりあのしっとりとした食感が恋しいですよね。
ねっとりならない理由は、さつまいもの種類や焼き方、保存方法など、ちょっとしたポイントが影響しているんですよ。
今回は、焼き芋メーカーを使ってもねっとりならない理由を5つご紹介!
さらに、それぞれの問題を解決して美味しく仕上げるためのコツも一緒に解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
焼き芋メーカーでねっとりならない理由は5つ!
焼き芋メーカーで思ったようにねっとりとした焼き芋ができない原因は、意外とシンプルなものが多いです。
まずは、今お使いの焼き芋メーカーの設定や、さつまいもの状態を確認してみましょう。
温度設定が適切でない
焼き芋がねっとりするためには、さつまいも内部の酵素がじっくりと働く温度帯が大切です。
この温度帯は65℃~80℃と言われており、この温度でさつまいものデンプンが糖に変わり、ねっとりとした甘い食感が生まれます。
でも、焼き芋メーカーの温度設定が高すぎると、酵素が十分に働く前に焼きあがってしまい、結果的にホクホクした食感になってしまうこともあります。
対策としては、焼き芋メーカーの温度設定を確認し、低温でゆっくり焼くことを心がけましょう。
加熱時間が短い
焼き芋をねっとりと仕上げるためには、低温でじっくりと加熱する時間が必要です。
加熱時間が短すぎると、さつまいもの内部まで熱が十分に伝わらず、結果としてホクホクしたままの焼き上がりになり、ねっとり感が出にくくなります。
加熱時間が短いと、表面だけが焼けて中がまだ硬いという状態にもなりやすいです。
これを解決するには、焼き時間をしっかりと確保することが大切です。
一般的に、さつまいもをねっとりと焼き上げるためには1時間以上かけるのが理想的です。
また、さつまいも一応も加熱時間は変わるので、大きな芋はさらに長めに加熱すると良いですよ。
自宅の焼き芋メーカーの設定を見直してみてくださいね。
さつまいもの種類が適していない
さつまいもにも種類がいくつかありますが、ねっとりとした焼き芋を作るためには、「ねっとり系」の品種を選ぶことが重要です。
例えば、「紅はるか」や「シルクスイート」は、自然に糖分が引き出されて、しっとりとした食感が楽しめるさつまいもです。
焼き芋をねっとりさせたい場合は、スーパーで「紅はるか」や「シルクスイート」を選んでみてくださいね。
これだけで驚くほど食感が変わりますよ。
水分量が不足している
さつまいも自体の水分量も、焼き芋のねっとり感に大きな影響を与えます。
乾燥したさつまいは、焼き上げたときにパサパサになりやすくなります。
さつまいもを30分程度塩水に浸してから焼くと、内部に適度な水分が保たれ、しっとりとした食感になります。
ちょっとしょっぱいな、と感じる程度の塩水でOKです。
焼き上がりが劇的に変わることもありますので、ぜひ試してみてくださいね。
焼き芋メーカーの性能不足
焼き芋メーカーの性能や設計も、ねっとり感に影響します。
特に、熱の伝わり方が不均一な焼き芋メーカーでは、芋の部分ごとに加熱ムラが出来てしまう事もあります。
特に、上下のヒーターがないタイプや、熱伝導が不均一な設計のものでは、さつまいも全体を均一に焼くことができません。
こんな場合は、焼き芋メーカーを買い替えるそのうち一つ。
ですが、まだそこまでの決断が難しい場合は、さつまいもの向きを途中で変える、途中で一度冷ましてまた加熱するなどの工夫を試してそうすることで、熱が均一に行き渡り、ねっとり感が生まれることがあります。
まとめ
焼き芋メーカーを使ってもねっとりしない理由は、さつまいものの種類、焼き方、温度設定、そしてさつまいもの水分やメーカー自体の性能など、さまざまです。
次回焼き芋を作るときは、ぜひ今回ご紹介した5つのポイントを押さえて、よりおいしい、ねっとりとした焼き芋を楽しんでくださいね。