そろそろ雛人形を飾ろうかと1年ぶりに箱を取り出すとカビが生えてる!!!
桐箱はカビが生えないと思っている方も多いですが、残念ながら安価なものや質の悪い桐箱はあまり調湿できずカビが生えることもあります。
・カビの生えた桐箱のお手入れ方法
・カビの生えない雛人形の片付け方
・雛人形に望ましい収納場所
をご紹介します。
カビの生えた桐箱のお手入れ方法
軽度なカビの場合は丁寧に乾拭きしてカビをふき取ります。
濡れ雑巾や化学雑巾ではなく乾いた柔らかい布で拭いてください。
家庭用洗剤を使うとシミになる恐れがありますので乾拭きをおすすめします。
晴天が続いた良く晴れた日に正午をはさんで数時間陰干しをしたあと、掃除機で内側の埃や汚れを取り除きます。
雛祭りが終わってまた収納してからも湿気を防いで月に1度ほど定期的に陰干ししたり乾拭きをするとカビの発生が酷くはなりません。
重度のカビの場合はプロによる修復や収納箱の買い替えがおすすめです。
プロに掃除を頼むと、カビをカンナで削ったりお湯で洗った後アイロンの熱でカビ菌を除去しきれいに拭いたりしてくれるそうです。
新しい収納箱にするのも一手です。
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カビの生えない雛人形の片付け方
雛人形・桐箱は晴天が続いた良く晴れた日に、数時間陰干しをして湿気を取り除きます。
その後埃や汚れを丁寧に取り除きます。
片付ける日も雨の日ではなく晴天の日に、夜間よりも日中が良いです。
人形専用の湿度調整防ダニシートや収納袋もありますので活用すると良いですよ。
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雛人形に望ましい収納場所
桐箱にカビが生える原因は「湿気」がほとんどです。
押し入れに収納する場合、下の段は湿気が多くカビが生えやすい場所になりますので、桐箱だけでなく雛人形の着物などにもカビが生えやすくなります。
湿気は低い場所に溜まりやすいので押し入れだったら上段が好ましいです。
押し入れの中には除湿剤を置いて水がいっぱいになったらこまめに取り換えましょう。
新聞紙にも除湿と防虫効果があるのできれいに細く巻いて押し入れの隅に置いておくのも良いですよ。
湿気を避けた方が良いのでキッチン近くでの収納も避けましょう。
逆に直射日光が当たる場所や、窓際などの寒暖差が大きい場所への収納も桐箱にゆがみが出る原因になりますので避けてください。
まとめ
・カビの生えた桐箱のお手入れ方法
・カビの生えない雛人形の片付け方
・雛人形に望ましい収納場所
をご紹介しました。
カビの発生を抑えるにはやはり定期的なお手入れが一番のようです。
何代にも渡って受け継ぎたい雛人形です。
紹介した湿度調整防ダニシートや収納袋も取り入れて人形本体の状態を末永く綺麗に保つようにしましょうね♪
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