毎年9月から10月にかけて強い香りを発する秋の風物詩キンモクセイ。
道端でふと香りがすると、どちらの家のお庭からだろう?と辺りを見回してしまいます。
これだけ香りの強いキンモクセイですので花言葉も強烈なのでは?と思い調べてみたところ意外にも恋愛系の普通の花言葉が多くありました。
ただキンモクセイにはちょっと怖いエピソードもありましたので気になる方はおつきあいください。
金木犀の花言葉
「初恋」「謙虚」「変わらぬ魅力」「真実」「陶酔」「気高い」「高貴」「隠世(かくりよ)」
「謙虚」は強い香りに割に1つ1つの花はとても小さいことが由来です。
「変わらぬ魅力」は毎年同じ時期に咲くことからでしょうね。
「陶酔」は酔いしれるほどの強い香りに由来していそうで納得です。
「気高い」「高貴」というのは、キンモクセイの花が散った時に、金色の絨毯が敷きつめてあるように見えるのが由来です。
中国では古くから上品な香りとされており高貴な方がキンモクセイを香料に加工して愛用していたことから気高さの象徴であったという話もあります。
さあ、怖いのが「隠世(かくりよ)」という花言葉。
「隠世(かくりよ)」とはあの世、死後の世界のことを指します。
なぜそんな怖い花言葉があるのかというと、キンモクセイの強い香りは邪気を払うとも考えられていてお寺や神社に多く植えられていることが由来だとされています。
死後の世界とつながる香りを発する花とされているのが怖い花言葉の由来のようです。
しかし、キンモクセイの金色の花は太陽を象徴し闇を払うという縁起物でもあります。
かわいらしい見た目と惹きつける香りだけではなく縁起物と魔除けの効果も庭木として人気の理由です。
幸せを呼ぶ!? キンモクセイの人気製品
キンモクセイの香りにはダイエット効果、リラックス効果、虫除けの効果などがあるとされており色々な製品があります。
中国ではキンモクセイが咲くと幸せが訪れるともいわれていたようです。
キンモクセイの香りの香水やコロンをつけて幸せと呼ぶのもいいですね。
まとめ
キンモクセイの原産地は中国で、日本には江戸時代に入ってきているようで昔から親しまれている花です。
花言葉も納得の意味が多いように思いました。
今年ももう少しで金木犀の季節です。
今年は花言葉を思い出して香りを感じるとさらに楽しめそうな気がします。
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