ホテルでの宿泊中に夜中に隣の部屋からの騒音に悩まされたら、どのように対処すれば良いのでしょうか?
本記事では、ホテルで夜中に隣の部屋がうるさい時の対処法について考えていきたいと思います。
さらに、一部の人が試みる「壁ドンドン」という行為についても効果があるのか検討していきます。
ホテルで夜中に隣の部屋がうるさい時の対処法は?
フロントデスクへ電話する
まず最初に、騒音問題に直面した際に最も効果的な対処法は、フロントデスクへの連絡です。
フロントデスクに問題を報告することで、ホテルのスタッフが対応策を講じてくれることが期待できます。
電話または直接フロントに行って、騒音の原因や隣の部屋の番号を伝えましょう。
ホテルはゲストの快適な滞在を重視しており、騒音問題に真剣に取り組んでくれるはずです。
私は以前ビジネスホテルに勤務していましたが、時々隣の部屋がうるさいので注意してほしいという電話がありました。
その場合は事実確認でうるさい部屋まで行ってみて番号を確認し、(隣の部屋がうるさいのであればドアの前に立てば中の音は聞こえますので)、フロントから少しボリュームを抑えていただく旨の電話していました。
たいていの方は電話の後は静かにしてくれますので、まずはフロントに伝えてみてください。
間違っても直接苦情を言いに行ってはいけません。
すべての方がすんなり聞いてくれるわけではありませんし、酔っている方もいます。
伝え方次第でトラブルにもなりかねませんので、ホテルスタッフに対応してもらいましょう。
耳栓やホワイトノイズマシンを持っていく
常に隣の部屋の音が気になる、廊下の足音が気になるという方は、耳栓(イヤープラグ)を用意しておくと安心です。
最近は騒音をかき消す高性能な耳栓も多くあります。
また、ホワイトノイズマシンを使用する方法もあります。
ホワイトノイズマシンは周囲の騒音をマスキングするための音を発生させる装置で、テレビの砂嵐のような「サーッ」という音を出します。
様々な周波数の音を同じ強さで再生しているので、突発的な隣の人の部屋からの音などがかき消されて気にならなくなります。
一緒に寝ている人のいびきにも効果的なんだとか。
にわかには信じられませんが、凄いですね。
ホワイトノイズには安眠効果だけでなく集中力アップやリラックスの効果も期待されています。
これらのアイテムを使うことで、騒音からの隔離感を高め、より良い睡眠環境を作ることができるでしょう。
別の部屋への移動の要求
フロントにお願いしても騒音が収まらず、騒音が我慢できない場合は別の部屋への移動を要求することも考慮できます。
もしそのホテルに空いている部屋があれば、新しい部屋への移動ができるかもしれません。
大きないびきの場合ですと、フロントからの電話にも出ないので対処のしようがない事もあります。
フロントスタッフが確認した時点で明らかにうるさいいびきであれば、すぐに別の部屋への移動を提案してくれることもあります。
提案がなければ満室の可能性もありますが、一度フロントに確認してみるのも手です。
この対処法は最終手段と考え、まずはフロントデスクとのコミュニケーションを優先させましょう。
ホテルで夜中に隣の部屋がうるさい時に壁ドンドンは効果ある?
壁ドンドンとは、隣の部屋に騒音を返すために壁をたたく行為のことを指します。
一部の人はこれを効果的な対処法として考えるかもしれませんが、注意が必要です。
多くの方の場合は隣から壁をドンドンとされたと認識した時点で、テレビの音が大きい、話し声が大きい、など自覚することがありボリュームをさげてくれます。
しかしすべての方がそうとは限りません。
壁ドンドンは相手を怒らせる可能性があり、状況を悪化させることもあります。
また、ホテルの規則によっては、他のゲストへの迷惑行為として禁止されている場合もあります。
騒音問題には冷静に対処し、フロントデスクに報告することが最も建設的な方法です。
まとめ
ホテルで夜中に隣の部屋がうるさい時の対処法についてご紹介しました。
騒音問題は何回もホテルに泊まっていると必ず起こる問題です。
冷静に対処し、フロントデスクと連携することで問題解決に近づきます。
壁ドンドンなどの行為は控えてくださいね。
安心して良い夜の睡眠を得るために、上記の対処法を活用してみてください。
素敵な旅行をお楽しみください!