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ツバメの巣の後始末どうしたらいい?撤去時期と正しい撤去方法は?

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ツバメの時期になりましたね。

 

ツバメは雛を守るためなら巣を作る場所を選ばず、雨風をしのぐことができる人家の軒先や外敵から雛を守るために自動ドアの内側に作ることもあります。

 

巣作り、子育てを終え、巣立っていくと困ってしまうのが、後に残った巣やフンですよね。

 

今回はそんなツバメの巣について、お話をしていきたいと思います。

 

 

ツバメの巣は壊してもいいの?

 

ツバメは一度巣を作ったところに毎年のように戻り、新たに巣を作り、子育てをし、巣立っていきます。

 

古い巣が残っていれば、再利用することもあります。

 

ツバメが巣を作り出すと、糞などで環境が悪くなるので巣を作らないように壊していく方もいます。

 

その際は撤去してから、巣を作れないように何らかの方法を用い、対策をしておきましょう。

 

しかし産卵前に壊してもすぐに同じ家の違う場所に巣を作る傾向があります。

 

それはその家が安全だとツバメが知っているからです。

 

ですので、もしできるなら巣作り中は壊さないほうが良いと思います。

 

また産卵後、巣に卵や雛がいる場合には、壊すのは避けてください。

 

その場合には、巣立ってからの撤去をおすすめします。

 

ツバメの巣は、卵や雛がいない場合のみ壊してしまっても問題はありません。

 

ただ、その順番が産卵の前か後かということです。

 

ツバメの巣で気になるのは、巣の下、床や壁に糞がついてしまうことですよね。

 

糞はホースやほうきなどで掃除してもなかなか落ちません。

 

根気のいる作業になるので、やりたくないと考える方がいるのも無理ないでしょう。

 

 

 

ツバメの巣に関して注意点

 

 

ツバメは「鳥獣保護法」に基づいて指定されています。

 

「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」に指定されている鳥です。

 

ですので、捕まえたり殺したりすることが禁止されています。

 

産卵した後の巣を壊すことは、法律違反とみなされ、「1年以下の懲役、または100万円以下の罰金」が科せられる可能性があることを覚えておきましょう。

 

もし、巣を壊すことをためらっているのなら、各自治体に相談してみるとよいでしょう。

 

 

ツバメの巣の撤去方法

 

先にも述べましたが、ツバメは鳥獣保護法により指定された鳥です。

 

巣があり、いないと思い壊した際に、卵や雛がいた場合、罰則の対象となることがあります。

 

個人で撤去することは可能ですが、罰則などの規定もあるので、個人の判断で撤去するときは、慎重にしていかねばなりません。

 

巣の中が空っぽであることをしっかりと確認してから巣を壊していきましょう。

 

 

業者に依頼する場合

 

巣に雛や卵がある場合、プロの駆除業者などに依頼したとしても拒否されることが多いのが事実です。

 

それには、鳥獣保護法が関連しています。

 

巣立ち、確実に雛や卵がない場合、自治体に相談し判断を仰ぐことをお勧めします。

 

個人でも撤去することは可能ですが、プロの駆除業者などに依頼することも検討してみましょう。

 

業者の中には、依頼者の足元を見るような悪徳なものもあるので、相見積もりをして判断しましょう。

 

金額は、巣の場所や高さにも寄りますが20,000円~30,000円が相場のようです。

 

個人で撤去する場合

 

掃除用具を準備しましょう。

 

ゴミ袋、マスク、めがね、手袋、新聞紙、消臭剤、壁を洗うための洗剤等の掃除道具など

 

ツバメの巣を撤去してからが大変な作業になりますが、糞の掃除などはしておいたほうが、小さなお子さんがいる家庭には良いと思います。

 

乾いた糞を掃除する場合には、湿らせた新聞紙で覆い、菌の拡散を防ぎましょう。

 

まず、巣を撤去し、残った部分も取れるだけ取りましょう。

 

壁や床についた糞に湿らせた新聞紙を被せ、ふやかしてから取ります。

 

その後、洗剤やブラシなどを使い、こすり洗いをしてしっかりと水で洗い流します。

 

もし、今後、巣を作ってほしくない場合などには、この時点で対策を行いましょう。

 

ツバメはきらきら光るものを嫌がる性質があります。

 

自宅で簡単に行える対策方法は、アルミホイルを用いたものです。

 

それは、かごなどにアルミホイルを貼って置くだけ!

 

誰でも作れて手間を取らない対策方法です。

 

少し前は聞かなくなったCDを吊るしたりしましたが、今はあまり見かけませんね 汗

 

 

ツバメの巣の撤去時期

 

巣の撤去時期は見誤ってしまったら、とても大変なことになります。

 

何度も言っていますが、卵や雛のいる巣を撤去することは鳥獣保護法により守られている指定された鳥です。

 

卵、雛のいる巣を落とす、撤去することは違法とみなされる可能性があります。

 

違法とみなされた場合には、罰金等が科せられることがあります。

 

撤去の時期については、しっかりと巣にツバメや雛、卵がないこと確認してから撤去作業を行うようにしましょう。

 

 

ツバメの巣の言い伝え

 

ツバメが巣を作ると縁起がいいと言われているのは、ご存じですか?

 

では、なぜツバメが巣を作ると縁起が良いのでしょう?

 

縁起の良い言い伝えは多くあるので、よく聞くものを書き出していきたいと思います。

 

 

 

 

家の繁栄

 

ツバメが巣を作る家は繁栄をすると言われています。

 

それは巣作りに適した場所を選ぶため(環境が良く、人通りが多い場所)です。

 

また、ツバメは家の人を見て巣作りをするか判断すると言われています。

 

そのため、その家は繁栄するとの言い伝えが全国各地で言われています。

 

商売繁盛

 

家の繁栄と同じく、商売繁盛の言い伝えもあります。

 

ツバメは人家の軒先、人通りの多い玄関などに巣を作ります。

 

そのため、お客様の出入りする場所は人の通りが多くなり、より一層繁盛するという言い伝えがあり吉兆の象徴としても知られています。

 

子宝に恵まれる

 

ツバメは一度の産卵で6個程度の卵を産みます。

 

そして、同シーズンに二度目の産卵をすることもあるため、ツバメが巣作りをする家は子宝に恵まれるといわれる所以です。

 

家の繁栄にもつながるのですが、家庭円満になるともいわれています。

 

幸運をもたらす

 

ツバメは幸運のシンボルとして知られています。

 

ツバメが巣を作った家では、良いことが起こったという声が数多く聞かれています。

 

また、ツバメの糞を掃除すると、運がつくと言われています。

 

例を挙げると、子を授かった、宝くじや懸賞に当たった、など数多くあります。

 

 

 

 

 

このようにツバメの巣には多くの言い伝えがあります。

 

良いことを連想させるものばかりで、幸運をもたらす動物といわれているのも納得できるものですね。

 

しかし、ツバメの雛が育ち、巣立った後、残った巣をどうするか…

 

悩むところですね…。

 

 

まとめ

 

ツバメが鳥獣保護法で守られていることを知らない方が多いようです。

 

巣は個人でも撤去することが可能ですが、その場合は時期を見誤らないようにしましょう。

 

また、雛の成長を静かに見守る優しい心と気持ちの余裕を持つことも大切です。

 

ツバメが安心して巣作り、子育てをし、巣立っていく姿を見守っていきたいですね。

 

巣の撤去は、いつでもできるわけではありません。

 

人々の生活スタイルの変化とともに巣を作りやすい環境も減ってきています。

 

少しでもツバメにとってよい環境が減らないように気を付けていきたいものです。

 

 

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