もうすぐ卒業式ですね。
意中の彼から第二ボタンをもらう心の準備してますか?
絶対心臓がバクバクしますので、深呼吸して声をかけてくださいね!
ところで第二ボタンの意味や由来って知っていますか?
ちょっとお勉強してから彼に会いにいきましょう!
第二ボタンの由来
学生服の由来は、詰襟の軍服(7つ釦)だといわれています。
戦時中に特別攻撃隊として出撃する前に、戦死を意識した兵士が想い人に想いを伝えるために、自分が来ていた軍服の第二ボタンを引きちぎって渡したことが、『第二ボタン』の始まりといわれています。
そんな切ない記憶も合わさって『第2ボタン』は、現在にとっても特別な存在になっているんでしょうね。
第二ボタンの意味 1番大切な人になってほしい・してほしい
『渡した人の一番大切な人になりたい!』
『くれた人の一番大切な人になりたい!』
第二ボタンにはこんな意味があります。
第二ボタンの意味 相手のハートをつかむ
第2ボタンは、人間の心臓に一番近いところにあるので、相手の『ハートをつかむ』という意味も含めて、意中の人に渡します。
第二ボタン以外のボタンの意味は?
諸説ありますが、学ランのボタンは5つそれぞれに意味があるといわれています。
第1ボタンは自分のために。
第2ボタンは一番大切な人に。
第3ボタンは友人に。
第4ボタンは家族に。
第5ボタンは…予備???というか謎です。
ブレザーの時はどうする?
学生服なら第二ボタンを渡してもあまり不都合はありませんが、制服がブレザーの場合はどうなのでしょうか。
中・高生に聞いたら『卒業式が終わって学校を出るまで、受け渡し禁止』だとか『学校によってはそもそもそういう文化がない』ようです。
その理由は、
『人気の男子生徒の制服が大変なことになってしまうから』
『みっともない恰好になるから』
と取りやめる学校が多くなっているようです。
また、制服がブレザーの場合は、校章・名札・ネクタイなどを渡すのが一般的なようですね。
まれに、『ベルト』をもらった、という人もいたようで(笑)
学生服の第二ボタンと同じように、『一番大切な人』に渡すものは、『ネクタイ』が多いです。
身に着ける時間も長く、胸に一番近いところにあるものだから、男の子としても『本命の彼女に渡したい!!』となるようですね。
大好きな人のネクタイをもらって身に着ける、なんてシチュエーション少女漫画みたいで、ちょっとキュンキュンしませんか?
第二ボタンの代わりは?
第二ボタンの代わりといえば「校章」や「名札」が代替品になるのでしょうが、学年で色が変わるジャージなども、女子の間ではかなりのレアアイテムになるようです。
ジャージをもらって身に着けている女の子がいたら、うらやましいと思いませんか?
また、最近の中・高校生は、SNSでつながる世代なので、『卒業式』=『別れ』とはなりにくくなっています。
最近の卒業式では、『第二ボタン』の代わりに渡されたら嬉しいのは、片思いしていた人や憧れの先輩のSNSのアカウントやLineのIDのようです。
第二ボタンの取り方
学生服のボタンの取り外し方、知っていますか?
無理に取ろうとすると、学ランの生地を傷めてしまいますし、ボタンも傷がついてしまったりするかもしれません。
じつは、ボタンの簡単な外し方のポイントは、裏ボタンにあります!!
学生服のボタンは、ボタンの仕組みを知っていれば、あっという間に取り外すことができます。
取り外し方はこちらの動画を見てもらえると、分かりやすいです。
ブレザーの制服の場合は、ボタン自体が制服に縫い付けられているので、糸切りはさみなどを持っていくことをおすすめします。
学生服のボタンてカフスボタン式なのか〜漫画でしか第2ボタンとか知らないから、縫い付けてあるものを引きちぎってるんだと思ってた! pic.twitter.com/Cy2JTeebqF
— コクモッツ (@cocmoz) April 9, 2019
まとめ
卒業式のシーズンも近づいて、ワクワク・ドキドキの気持ちが大きくなってきていると思います。
好きな人や、あこがれの先輩・気になる後輩に自分の気持ちを伝える手段の『第二ボタン』文化をこれからも大切にしていってもらいたいなと思います。
何年たっても色あせない、素敵な思い出になりますように。
頑張ってくださいね~♪
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