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漏斗雲は地震の前触れ?危険な理由と見つけた時の対処法をご紹介

生活

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漏斗雲って知っていますか?

 

ここ数年、地球温暖化の影響もあってか、日本でも異常気象が多く「大気の状態が不安定」という予報をよく聞くと思います。

 

漏斗雲もそういった大気の状態が不安定な時に見られる、雲から地上に向かって縦に長い雲のことをいいます。

 

この雲は危険の前触れの可能性もあるんですよ。

 

証明はされていませんが、地震の前触れともいわれなんだか怖いイメージですよね。

 

今回はそんな漏斗雲の危険性とメカニズム、対処法などについてご紹介します。

 

漏斗雲とはどんな雲?見たらわかるもの?

 

漏斗雲はその形状さえ知っていれば見てすぐにわかるものです。

 

特徴として、雲に接する部分が太く、下に行くほど細くなる漏斗のような形をしていることが上げられます。

 

また中心があり、渦を巻いているように見えます。

 

太さはさまざまで、細く短いもの、太く長いものなどその状況によって違います。

 

最近、特に目撃例が多く、写真や動画も多く投稿されています。

 

 

 

 

漏斗雲は地震や竜巻の前触れ?発生のメカニズムを解説

 

中心の気圧が一気に下がるために、周りの水蒸気が巻き込まれ冷え、水滴となって雲を作ります。

 

この雲の形で想像するのは「竜巻」ではないでしょうか?

 

そうなんです。

 

漏斗雲は竜巻の子供ともいえるもので、見過ごしても良い存在ではありません。

 

空から伸びた雲が地上、または海上に到達しない状態を「漏斗雲」、地上、海上にまで到達した状態が「竜巻」になります。

 

竜巻は漏斗雲から始まり、漏斗雲で終わるということにもなります。

 

海上で発生した場合は、竜巻となっても勢力は比較的弱いと言われていますが、地上で発生した場合は、そこからさらに発達することもあります。

 

各地から報告される竜巻の被害をご存知とは思いますが、竜巻は本当に危険なもので、時に命まで脅かす災害になります。

 

漏斗雲を見つけた時は、珍しさに写真の撮影をしたくなるかもしれません。

 

ですが、その漏斗雲が一気に竜巻に発達して、竜巻になる可能性もあります。

 

危険を回避するための行動をとりましょう。

 

漏斗雲は危険!竜巻に備えて行動しよう

 

漏斗雲はすぐに消えてしまう場合もありますが、20分以上の長時間維持する場合もあります。

 

そのまま消失すれば良いですが、その末に大きな竜巻に発達しないとも限りません。

 

漏斗雲がどの地点で竜巻に発生するかわかりませんし、どう動くかもわかりません。

 

万が一、竜巻になった時を考えて行動するのが正しいでしょう。

 

漏斗雲や竜巻が発生するのは、大気の状態が不安定な時、つまりは雷雲が近くにある時が主になります。

 

ゴロゴロと雷の音が聞こえた場合は、なるべく頑丈な建物に避難するようにしてください。

 

雷から離れることが可能なら、その方が更に安全性は上がることになりますが、最近の気象現象は意外なことが多くなっているので、絶対とは言えません。

 

竜巻は強さにもよりますが、大型になれば一般の住宅なんて一発で吹き飛ばしてしまいますので、家の中に居れば安全と思うのもやめてください。

 

なるべく家の中心に集まって、やり過ごすようにしましょう。

 

竜巻の威力というものを経験すれば、漏斗雲や竜巻の写真や動画を撮影しようという気持ちにはならなくなると思いますよ。

 

数年前に私の実家は竜巻の被害にあいました。

 

外出していたので、怪我などはなくて済みましたが、怪我をしたり、家や車を失った友人も大勢います。

 

あれ以来、「大気の状態が不安定」「竜巻注意情報」という言葉に敏感です。

 

経験するまでは

 

「竜巻なんて発生するはずがない」

「発生しても被害なんて出ない」

 

そんな風に思っていた自分が、今はとても恥ずかしいです。

 

漏斗雲は地震雲って言われているのは本当?

 

漏斗雲は地震の前触れとして発生すると言われている「地震雲」のひとつとも言われています。

 

今までに起きた大きな地震の前に発生してたという理由から地震雲は騒がれることがありますが、科学的に解明されてはいません。

 

地震雲と言われる雲の発生原因はさまざまですし、それが地震とどう関係するのかが分からない以上は、漏斗雲=地震を関連付けることができません。

 

漏斗雲を見つけたら、地震が来るのでは?と騒がず、まずは竜巻発生の前兆であることを意識して行動することを忘れないでください。

 

漏斗雲や竜巻の発生する前触れってある?

 

何度もお話ししているように、漏斗雲や発達した状態である竜巻は大気の状態が不安定な場合に発生しやすいです。

 

積乱雲が近くで発達している場合は、天気の変化に注意しましょう。

 

雲が黒く厚くなってきたり、ごろごろと雷鳴が聞こえたら落雷の可能性もありますので、避難しましょう。

 

急に風が強くなったり、雹が降って来る場合は特に危険です。

 

私の経験上、竜巻が発生する時は、周りで体が持って行かれるくらいの突風が吹きました。

 

雹の粒の大きさもかなりのもので、車のボンネットは凹んでおそらくガラスも割れることがあると思います。

 

明らかに急激な天候の変化があるので、こういう状態で漏斗雲を見つけたら、赤に近い黄色信号ですので、「ただの雷」なんて思わないでください。

 

漏斗雲は地震の前触れ?危険な理由と見つけた時の対処法 まとめ

今回は、珍しい漏斗雲の発生メカニズムや危険性について紹介しました。

 

自然災害って本当にどこで発生するかわかりません。

 

人間の力だけでは、回避することもできないことですし自分の身を守ることが重要になってきます。

 

漏斗雲は竜巻に発達して、自分たちに襲い掛かる可能性のある子供竜巻という認識を忘れずに、周りにも注意を喚起していけると良いですね。

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