日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した
話題作『侍タイムスリッパー』。
その監督である安田淳一さんについて、
出身高校や大学など、学歴やこれまでの経歴をまとめました。
安田淳一監督のプロフィール
映画がヒットしなかったら農業もやめる可能性あった「個人的な百姓一揆が成功したような気がして…」「国の政策によって日本の米農家は振り回されてきた、ウチも数十万円の赤字」 「父や祖父が一生懸命頑張ってきた米作りをやっていきたい」映画『#侍タイムスリッパー』米農家の安田淳一監督が会見で涙 pic.twitter.com/i1muvXA6zn
— ニコニコニュース (@nico_nico_news) April 15, 2025
生年月日:1967年2月16日生まれ
年齢:58歳(2025年5月現在)
出身地:京都府城陽市
安田淳一監督の学歴:出身高校
安田淳一監督の出身高校について調べた結果、
明確な情報は確認できませんでした。
具体的な学校名については、現在のところ公開されていないようです。
ただ、京都府城陽市出身で、高校時代に黒澤明監督の『椿三十郎』を鑑賞し、その世界観に強い感銘を受けたエピソードが伝えられています。
この経験が、映画監督としての原点となったと言われています。
高校性の時に学生会の「ひのきしん」に参加し、劇の演者として初めて舞台に立った経験があります。
この経験を通じて舞台や表現活動の魅力に引き込まれたのでしょうね。
演者や裏方スタッフとしても活躍していたようです。
安田淳一監督の学歴:出身大学
大阪経済大学在学中、安田淳一監督は友人たちと8ミリ映画の制作に取り組みました。
しかし、画質や音質の限界、さらに制作費の負担が重く、一度映画作りから離れることになります。
それでも、この初期の経験が彼の創作活動の原点となり、後に映画監督としてのキャリアへとつながりました。
その後は、ブライダルカメラマンや子供向けミュージカルの企画、公衆電話の代理店業など、多岐にわたる仕事を経験。
さらにビデオ撮影業も手掛けるようになり、大学に通う時間は限られていたものの、映像への情熱は揺るぎませんでした。
卒業までに8年かかったというエピソードは、彼の粘り強さを物語っています。
大学時代に培った多彩な経験が、安田監督の作品に豊かな深みを与え、独自の映画制作スタイルを築き上げる礎になったのかもしれませんね。
安田淳一監督の経歴
2014年:自主制作映画『拳銃と目玉焼』で映画監督デビュー
2017年:『ごはん』を監督。現代農業や米作りのリアルを描き、38か月のロングラン上映を記録
2024年:『侍タイムスリッパー』を発表。
幕末の会津藩士が現代にタイムスリップし、時代劇撮影所で「斬られ役」として生きる姿を描いた本作は、口コミで話題となり全国300館以上で上映、異例の大ヒットとなりました。
今日アマプラで侍タイムスリッパーを見ました!低予算で作ったみたいで、役者さんも知らない人が多かったですが全てが良かった!
転生ものが好きなのでストーリーも入り込みやすかった。感動する場面もあっておすすめです! pic.twitter.com/GUxXORSSj0— ぺろちゃん(増量中) (@OBo5EJ3EIL82lzv) May 11, 2025
2023年、安田淳一監督は父親の逝去をきっかけに家業の米農家を継ぎ、映画監督業と並行して米作りに取り組む新たな生活を始めました。
同年、自身の作品を世に送り出すため「未来映画社」を設立。
自主配給や宣伝活動まで自ら行うその挑戦的な姿勢が注目されています。
安田監督は、映画制作において脚本、撮影、編集、照明など、ほぼすべての工程を自身で担い、独創的な映画作品を生み出しています。
さらに、自ら育てた米を作品に取り入れることで、農業と映画制作を融合させる新しい表現方法を模索中。
そのユニークな取り組みは、自然と映像を巧みに結び付けた独自の視点が際立っています。
まとめ
『侍タイムスリッパー』の安田淳一監督についてご紹介しました。
安田淳一監督は、京都出身の自主映画出身監督であり、農業と映画制作を両立する異色のクリエイター。
自主制作から全国的ヒットを成し遂げ、今後の活躍も注目されています。
次回作が楽しみですね。