母の日にカーネーションの鉢植えをもらっても、その後育てるのが難しいと感じる方が多いようです。
✓カーネーションが枯れる原因
✓カーネーションの蕾の咲かせ方
✓枯れそうなカーネーションの手入れ
✓枯れてしまったカーネーションの手入れ
をご紹介します。
カーネーションが枯れる原因
カーネーションは暑さには弱いのですが、日光が好きで、過湿に弱い性質があります。
カーネーションが枯れる原因は、日照不足や水の与え過ぎで葉や茎が腐っていくことが多いです。
カーネーションは地中海地方原産で日本の暑さと蒸れに比較的弱い花ですので明るく風通しの良い場所に置きましょう。
水やりは表面の土が乾いてきたらたっぷりと与えます。
土の状態を確認せずに毎日水を与える方は土の状態をしっかり見てから水をあげてください。
根が腐っていくので鉢皿に水はためずこまめに捨てるようにしてください。
カーネーションの蕾の咲かせ方
カーネーションは蕾は沢山できるのですが、できた蕾が必ずしも咲くとは限りません。
中身が空っぽの蕾が多くできるのもカーネーションの特徴です。
外から指で押してみて中身が詰まっていない蕾は根元から折って取っておくと他の蕾に栄養が行くようになり綺麗に咲いてくれます。
枯れそうなカーネーションの手入れ 根腐れの場合
根腐れの症状
水やり後の土の乾燥が遅い
茎や幹が柔らかくなってブニブニしている
土から腐敗臭がする
土の表面に白いカビがはえている
葉っぱが枯れる
茎が曲がる
新芽がしおれている
根が黒色に変化している
根腐れの場合の対処法
水はじゃぶじゃぶあげ過ぎていませんか?
水は土の表面が乾いてきたらたっぷりと与えてください。
鉢皿の水はたまっていませんか?
鉢皿に水をためたままにしておくと根腐れを起こしますので水やりの度に捨ててください。
枯れそうなカーネーションの手入れ 日照不足の場合
日照不足の症状
葉っぱの色が薄くなる
花や蕾が少なくなる
蕾が枯れたり腐ったりして花が咲かない
日照不足の場合の対処法
日光はしっかり当たっていますか?
日照不足だと弱っていくので日が当たる場所に移動させてください。
ですが夏の暑さで弱っていくこともあります。
真夏は風通しの良い場所に置き、日光が当たりすぎている時は午後は日に当たらない明るく涼しい場所に移動させたり、日よけをするなど対策をすると良いです。
花いっぱいの花束プレゼントを君にと思いつつ
— かぐや竜のパパ (@KAGUYA_RYU) September 2, 2020
5月に買った鉢植えのカーネーション
花後は庭に植えてみようなんて・・
私は欲の深い合理主義かもしれない
一時は枯れるかも?なんて心配もした
あっ! 花が咲いている
君に上げたのが花束じゃなくて良かった
猛暑の中で咲くなんて
たくましいね!この花 pic.twitter.com/v9UrOCcAq9
枯れそうなカーネーションの手入れ 湿気で弱った場合
湿気過多の症状
葉の色が変色してきた
茎が曲がる
茎の皮が剥ける
虫が発生している
湿気で弱った場合の対処法
風通しの良い場所に置いていますか?
その前にもしプレゼントされた時のラッピングをそのままにしている方はすぐにラッピングを取りましょう。
締め切った空気の動かない部屋や湿気の多い場所では根が蒸れていき枯れていきます。
日の当たる風通しの良い窓際などが最適です。
枯れそうなカーネーションの手入れ 病気にかかった場合
葉や茎の状態に異変を感じたら病気の可能性があります。
灰色かび病、モザイク病、立枯病などがカーネーションがかかりそうな病気です。
病気の可能性がある場合は近くの花屋さんに見てもらい適した薬を与えるのが一番です。
枯れてしまったカーネーションの手入れ
完全に枯れてしまったカーネーションの鉢植えでも、根はまだ生きているかもしれません。
捨てずに頑張って育ててみたい方は、まず枯れた葉や茎を取り除いて水やりを続けてみてください。
日の当たる明るい場所に置いて、表面の土が乾いたらたっぷり水を与えてください。
水やりの後は鉢皿に水がたまったらこまめに捨ててください。
まとめ
カーネーションが枯れそうな時の対処法
・水はジャブジャブあげない
・日の良く当たる場所に置く
・プレゼント時のラッピングはすぐに取る
・締め切った部屋ではなく風が通る場所に置く
・病気かな?と思ったら最寄りの生花店に聞いてみる
カーネーションはコツをつかめば難しい花ではなく、翌年も花を咲かせてくれます。
頂いた大切なカーネーションは出来れば長く楽しみたいですよね。
お花を良く観察して症状を見てあげてくださいね!
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