※2020年かつうらビッグひな祭りは中止になりました。
各地でひなまつりのイベントが行われるようになってきましたが、千葉県の「かつうらビッグひな祭り」をご存知でしょうか。
町全体で雛祭り一色になるこのイベントは、子供から大人まで幅広い年代の方が楽しむことができますよ。
女の子がいない家庭ではなんとなく雛祭りとは疎遠になってしまったり、ひな人形をあらためてなかなか見る機会がなくなってしまいますよね。
今日はこの「かつうらビッグひな祭り」についてご紹介します。
かつうらビッグひな祭り2020 開催場所
千葉県勝浦市 勝浦駅周辺 勝浦会場
かつうらビッグひな祭り2020 車でのアクセスと普通車無料駐車場情報
東京→京葉道路・館山自動車道→市原IC→国道297号→勝浦
東京→アクアライン・圏央道→市原舞鶴IC→国道297号→勝浦
土日の無料駐車場(2/22・23・24・29・3/1)
普通車の場合駐車料金無料です。
勝浦会場までシャトルバスがでています。
守谷海岸駐車場
勝浦市守谷761-1
平日の無料駐車場(2/25・26・27・28・3/2・3)
出水市営駐車場
勝浦市出光1212-1
勝浦市芸術文化交流センター
勝浦市沢倉523-1
墨名市営駐車場まで無料シャトルバスが出ています。
日本武道館研究センター
勝浦市沢倉582
かつうらビッグひな祭り2020 電車でのアクセス
特急わかしおに乗車の場合
東京駅からJR勝浦駅約1時間27分
普通車の場合は約2時間30分
かつうらビッグひな祭り2020 高速バスでのアクセス
浜松町バスターミナル→東京駅八重洲口→市原舞鶴バスターミナル→勝浦駅
所要時間は約2時間です。
かつうらビッグひな祭り2020 開催日
2020年は2月22日(土)から3月3日(火)まで行われます。
今年はかつうらビッグひな祭り20周年になります。
千葉県は昨年台風などの影響も受け、今年はその復興の意味も込めて「頑張ろう千葉。」のスローガンを掲げ、より気合が入っているようです。
「ひなまつり」っていえば、街中がひな祭り一色になっちゃう♪勝浦市の「かつうらビッグひな祭り」が開催中だよ!明後日(3月5日)は、チーバくんも勝浦市芸術文化交流センター(キュステ)の会場へ遊びに行くよ!!みんなも遊びに来てね♪https://t.co/A6C0ppwYVg pic.twitter.com/opYbnuBmgP
— チーバくん (@chi_bakun_chiba) March 3, 2017
かつうらビッグひな祭りとは?
かつうらビッグひな祭りを一言でまとめると、町のいたるところにひな人形が飾られたり、稚児のパレードを見ることができたりと、とにかく町全体が雛祭り一色になります!
「かつうらビッグひな祭り」けっこう凄まじかった。もうビッグっていうか何ていうか…圧倒的な数の力としか。 pic.twitter.com/BCQQIsdQex
— 半田カメラ@遥かな巨大仏 西日本の大仏たち 発売決定! (@handa_camera) February 25, 2017
イベント中に飾られるひな人形の数はなんと30,000体を超えていると言われています。
実はこのひな人形の中には徳島県勝浦市で行われる「元祖ビッグひな祭り」から譲り受けた約7,000体の里子がいます。
千葉県勝浦市と徳島県勝浦市は全国勝浦ネットワークでつながっており、ビッグひな祭りを東西で行おうということで、関東圏内の千葉県で行うことが実現されました。
イベントではひな人形以外にも、雛祭りらしい着付けやグッズ、踊りやお囃子もみることができます。
都心からもあまり遠くなく、雛祭りの雰囲気を贅沢に味わえるのはとても素敵ですよね。
かつうらビッグひな祭り2020 催しもの
祈願祭
2月22日(土)9:15から
遠見岬神社で巫女さんが舞を披露し、祭りがはじまることを神様に告げます。
遠見岬神社に飾られる1800体のひな人形の前で静寂のなか行われる祈願祭は神秘的な雰囲気で包まれます。
ゆるキャラバン
2月22日(土)10:00から
房総のゆるキャラたちが集合します。
千葉県はかわいらしいご当地キャラが多いので、ゆるキャラマニアの方にはとくにお勧めです。
稚児行列
2月23日(日)11:00から
きらびやかな稚児衣装を着た子供たちが、勝浦市中央商店街を行進します。
小さな体で少し重たそうな衣装を着る子供たちの行進はなんともいえない愛くるしさです。
踊りパレード
2月24日(月)11:00から
ご当地音頭に合わせて100人以上の地元の女性が踊ります。
踊りのパレードも商店街の中で行われます。
供養祭
3月1日(日)14:00から
地元の住職たちにより、ひな人形の供養が行われます。
かつうらビッグひな祭り2020 見どころ
勝浦市のいたるところに人形が飾ってあるので町全体を見に行くことをおすすめしますが、そのなかでも絶対に見に行ってほしい見どころを3点紹介します。
遠見岬神社
祭りの始まりを意味する祈願祭が行われるこの神社は、かつうらビッグひな祭りの象徴でもあります。
石段には約1800体ものひな人形が飾られ、17:00から19:00の間はライトアップされます。
⛩千葉県勝浦市浜勝浦 遠見岬神社
— かほこ (@ymn_KH_404lv) March 2, 2019
明日は雨だし今日しかない!ってことで見てきました、かつうらビッグひな祭り🎎🌸町中をあげてひな祭り一色!60段の石段に1800体のお雛様は見応えがあります✨
社務所の方が、高木神社さんの御朱印帳初めて見ました、いいですねと言ってもらえたのが嬉しかった☺️✨ pic.twitter.com/zk1glHHAD8
なかなかライトアップされたひな人形を見ることはできないので、一目見てから帰ることをおすすめします。
またこの遠見岬神社のおもしろいところは、ひな人形を夜はかたずけ、朝になるともう一度飾りなおすところです。
1800体ものひな人形を毎日かたずけて飾りなおすなんて、すごいですよね。
この事実を知ると町の人たちの苦労を感じ、また違った角度から見ることができるかもしれません。
勝浦市商店街
催しものがたくさん行われる商店街ですが、遠見岬神社と隣接していて、特設ひな段が作られるなど、商店街全体が大盛り上がりです。
ここでしか買うことのできないグッズもあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
芸術文化交流センターキュステ
こちらの施設は数多くの賞は受賞したことで知られていますが、日本最大級の享保ひな15体、一般のひな人形、吊るし飾りなど変わった貴重なひな人形など合わせて約8000体ものひな人形が飾られます。
ホールには朱と金で統一されたひな人形に圧巻させられてしまいます。
そしてこの交流センターでぜひみて頂きたいのが、時代によって変化していくひな人形です。
江戸・大正・昭和・平成のひな人形が飾られているのですが、どれもひな人形の顔や着物が少しずつ変わってくるのです。
ひな人形の顔や着物を意識してみるのは買ったときぐらいでしたが、こうして並んでいると違う部分も発見できて楽しくなってきます。
ただし、交流センターは入館料300円がかかるのでお気を付けください。(中学生以下無料)
まとめ
こんなにたくさんのひな人形を見たことがなかったので、はじめて行ったとき私はすごく興奮してしまいました。
また使わなくなったひな人形を寄付することもできるようなので、飾らなくなったお雛様は寄付するのもおすすめです。
毎年華やかに飾られる自分のひな人形を見に出かけるのも楽しいですよ♪
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