【体験談】 うつ病ってどんな病気?詳しい症状と対処法をご説明。

 

 

身近にうつ病の人はいますか?

 

ストレス社会の今、実はこの病気で悩んでいる人は増えています。

 

でも、病気に対する偏見の目が多いため、病気の事実を隠している人はほとんどだと思います。

 

今回は、そんなうつ病の症状と予防策、そしてうつ病の人への接し方などをご説明します。

 

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うつ病の症状ってどんな感じ?ただなまけてるだけじゃないの?

うつ病の症状や原因について、詳しく知っている人は少ないと思います。

 

身近にそういう人がいるなど、経験がなければ病気ってなかなか知ろうとしませんから仕方ありません。

 

例えば

 

・抑うつ状態

・興味、喜びの喪失

・意欲の低下、億劫

・会話の内容などが頭に入らない

 

など、目で見て分かる症状がある病気ではないので、「なまけている」「気合が足りない」など

言われることがよくあるんですよね。

 

さらに悪化すると

 

・不安や焦り

・遠くへ行きたい、消えてしまいたいという気持ち

・自分を責める

 

など、「気が弱い」と言われるような症状が出てきます。

 

心的症状だけでなく、体にも症状が出てきます。

 

・睡眠障害(眠れない、眠り過ぎる)

・食欲の減退、または増幅

・倦怠感や体の重さ

・動悸や息苦しさ

 

などが代表的ですが、頭痛や体の痛みが出ることもあります。

 

もちろん、検査などを行っても、異常は見つからない場合がほとんどなので「仮病」と言われるんです。

 

そう言われるのは、うつ病患者にとって本当に辛いことです。

 

実は私も、うつ病歴10年以上で、現在も通院している身です。

 

薬を適切に使用すれば、ある程度は安定して日常生活は送れるようになるかもしれません。

 

でも、薬は体にも負担になりますし、根本的原因を取り除くことはできません。

 

根本的原因を取り除き、回復を目指すためには家族など、身近な人の協力が絶対に必要です。

 

そもそも、他人である以上、感じ方も捉え方もそれぞれ違い、「100%の理解」は絶対に不可能なんですよね。

 

でも、「理解して欲しい」と思い、「理解されない」と失望する。

 

その結果、悪化してしまう厄介な病気です。

 

そんな時、気持ちの持ち方を変えることが必要になります。

 

でも、それは症状がある程度、落ち着いている状態の時に限ってのことです。

 

「うつ病」の典型的症状がひどい時期に、気持ちを変えようとするのは私経験上、絶対に無理であり、逆に悪化する可能性が高いです。

 

先生にもそう言われましたし、身をもって思います。

 

状態がひどいなら、まずは薬の力を借りて、症状を落ち着かせます。

 

その上で、考え方の癖を矯正するカウンセリングを受けたりします。

 

私はそうして自分と向き合ってきて、症状はほとんどありません。

 

でも、薬を完全にやめることに不安を感じているので、まだ完治には遠いということなんでしょうね。

 

医学的にみたうつ病ってどういう病気?

 

 

うつ病は確かに心の病気です。

 

でも、気持ちの問題で、どうにかなるものではない理由があります。

 

それは脳の機能に関係します。

 

脳には快や不快などの感情形成、食欲など生命維持のための働きかけ、呼吸や血液循環など生命維持に欠かせない部分の制御など、人間が生きるために必要なことをおこなう役割があります。

 

脳はドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンなどの伝達物質を分泌することで、役割を果たします。

 

ですが、それが上手く伝わらなかったり、分泌のバランスが崩れることによって、身体的、精神的にもバランスが崩れ不安定になるということです。

 

簡単に言えば、自分では動きたいと思っても脳からの指令が上手く届かず、動けないという状態になります。

 

こうなってしまうと、脳の働きのバランスを整えるために治療をしなければなりません。

 

薬を使って、働きを抑制したり、逆に促したりすることも多いですがどうしても薬を使いたくないという人もいます。

 

その場合は、カウンセリングや、デイケアなどでのリハビリ、副交感神経の働きを高めるリラクゼーションを行っていくことになります。

 

自分に合った病院を見つけるには?

私も最初は薬は使いたくなく、カウンセリングで治療する方針の心療内科を選びました。

 

でも、先生との相性や考え方、接し方などが何となく合わず何か所か転院をしています。

 

結果として、今、受診している心療内科の先生に「薬で落ち着けてから、カウンセリングや行動療法をしよう」という言葉に共感できたため、薬を飲むことに抵抗がなくなりました。

 

でも、嘘みたいに調子が良くなりましたし、今、カウンセリングに行って話をするのも楽しみです。

 

昔に比べて、行動力も出たし、聞き流すということも上手くなりました。

 

自分に合った先生を見つけることが大切なので、何度転院しても良いと思います。

 

うつ病になりやすい年代や性別ってある?

うつ病は、20代後半から65歳くらいまでに発症することが多いです。

 

でも30歳より若い世代の場合は、うつ病の他に躁うつ病(双極性障害)など、別の心の病気を発症することがあります。

 

私の友人はまだ20代前半ですが、うつ病と思っていたら、統合失調症だったそうで、今も治療を受けています。

 

また65歳以上の場合は、認知症の始まりの可能性もあるので、年齢も診断には必要な要素になります。

 

また、発症の頻度は低いものの、2%程度の子供がうつ病になると言われていて、子供の突然の反抗や不機嫌が「うつ病」の症状かもしれないそうです。

 

男女比は平成29年度の統計で男性49.5万人、女性78.1万人と女性のうつ病患者の方が多いという結果になっています。

 

うつ病は、ストレスに対する耐性が低い場合や、性格的に偏りがあることでバランスが取れなくなり、発症するとそうです。

 

女性は月経周期や妊娠、出産、更年期といったホルモンバランスの変化が影響を与えると言われています。

 

また、家事と仕事の両立や家族関係、友人関係など女性特有の付き合い方やストレスが、精神的に追いつめる原因となり結果として、悩みや意欲低下など、うつ病の前期段階におちいりやすいんだそうです。

 

確かに女性同士の人間関係って、コミュニケーション能力が高い分、裏読み、深読みしたりして、難しくなりがちですよね。

 

男女平等と言われる時代とはいえ、男尊女卑の雰囲気はまだまだ多くの場所でありますし、やりたいことを自由にできない立場はストレスとして表れるのかもしれません。

 

ストレスについては、男性も同じで、職場での肉体的疲れと人間関係などの精神的ストレスによってうつ病を発症します。

 

だた、男性は女性に比べ、「受診」を考える人は少ないらしく、無理をして過労死、または自殺に至ってしまうんだそうです。

 

そう言われると、統計で男性が少なかったのは、実際に患者が少ないのではなく、受診によって

「うつ病」と診断されないだけなのかもしれません。

 

うつ病になりやすい人と、予防法

 

 

うつ病になるきっかけは、病気やケガなどに対する不安や、大切なものを失った悲しみ、環境変化に対するプレッシャーが多いです。

 

逆に大きな喜びがきっかけで発症することもあるそうです。

 

でも、きっかけや原因がはっきり分かっている場合は比較的回復しやすいとも言われています。

 

また、几帳面、完璧主義、がんばり屋で内に閉じこもるタイプはうつ病になりやすい性格と言われています。

 

私は全部当てはまりました。

 

特に「自分さえ頑張れば!我慢すれば」という風に考える癖がありました。

 

その上、完璧主義なので、ちゃんとできなかった場合「自分は何もできない」とひどく自分を責めることもありました。

 

うつ病になって、カウンセリングを受けるようになりその思考の癖を少しずつ改善することで、

今までの自分が愚かだったなと、笑えるようになりました。

 

もし、今の時点で、なりやすい性格だと自覚がある場合は少し思考を変えることをおすすめします。

 

ずっとしてきた思考や行動を変えるのは簡単ではありません。

 

でも、まずは知りましょう。

 

そして合わせましょう。

 

世の中、完璧にできる人ばかりではないということを知ること、

 

無理して完璧にしても、無理をせずにほどほどにしても、

 

人の評価はほとんど変わらないということを知ること、

 

自分だけが我慢する必要は絶対にないということを自覚すること。

 

私が心がけたのは、そのくらいです。

 

ほんの少し、変わるだけで、すごく生きやすくなると思います。

 

もし家族がうつ病になったら・・・

もし、家族がうつ病になったら、どうしたら良いのでしょう?

 

「元気がない」「食欲がない」「眠れない」など、気になる症状があったら、まず話を聞きましょう。

 

この時、相手の話を否定せず、聞くことに徹する、「辛い」という気持ちに同意することを心がけてください。

 

また、無理に聞くことも避け、「話したくなったら、いつでも聞くよ」という姿勢が相手に安心感を与えます。

 

そして、先にお話ししたように、女性に比べ男性は心療内科の受診を避ける傾向にあります。

 

症状が長く続くようなら、受診をすすめましょう。

 

「うつ病」などの言葉は使わず、「あなたを心配している」という気持ちを伝えた上で、一緒に行けると良いと思います。

 

大体の場合は一緒に診察室に入り話をすることができますし、周りから見た症状や心配を話すこともできます。

 

心療内科の方針によりますが、家族の接し方について先生が直接話したいというところもあります。

 

そのくらい、家族の接し方は大切になって来ます。

 

ですが、それは「気を遣う」ということではありません。

 

実際にうつ病である私が思う、家族の接し方はズバリ言って「普通に」です。

 

うつ病になったからといって、はれ物に触るような特別な態度を取られると、「迷惑をかけている」という気になります。

 

原因を探ろうとしたり、安易に「頑張れ」とか「無理するな」ということも本人にとっては負担になることがあります。

 

気分転換をさせようと、無理にでも外に出そうとされることがありましたがそれも逆効果で、誘ってくれた人に対して気を遣い無理をして元気を装っている場合があります。

 

そうすると後の反動が半端ないんです。

 

そして私が一番言われたくない言葉が「調子はどうなの?」です。

 

心配して聞いてくれてるんでしょうが、すごく負担に感じます。

 

まだ治らない自分に負い目を感じるので、その人と別れた後は反動で寝たきりになることもあります。

 

こうなるとうつ病になった本人も辛いですが、家族も辛いですよね。

 

だからこその「普通」なんです。

 

本人に無理はさせないという以外は、病気自体を忘れて欲しいくらいかもしれません。

 

うつ病ってどんな病気?詳しい症状と対処法 まとめ

 

うつ病は意外と身近な病気で、3人に1人がかかると言われています。

 

また、なりやすい傾向の人はいるものの、誰がなってもおかしくありません。

 

うつ病は治療に長期間かかることも多いですし、自分も接する周りの人も、長い目で見て付き合っていくことが大切です。

 

そして決して珍しくないからこそ、理解を深め、偏見の目を減らしていけたらいいなと思います。

 

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